読書日記PNU屋

読書の記録

企画&ネタ

2005、SF・ホラー・ファンタシィBEST

SF、ホラー、ファンタジーを乱暴にひとくくりにして お気に入り順位を付けてみようというこころみ。 ベスト企画のやりすぎで私も疲れて来たし、読んでくださる方も たいへんであろうので、ここから1作家のランクインは1作品にしてみる。 ●1位 井上雅彦…

文学2005面白本

これもまた、私が読んでいない作品の中に宝が埋もれているやも しれず、あらためてランキングの意味ってなに?とか 文学と小説の違いってなに?などと答の出ない疑問におちいっちゃい そうですのでSF・ホラー、ミステリーなどにジャンル分けしがたい 作品…

2005年総括みたいなもの

(年内に一年を振り返りたかったのですがいろいろあって今に…) 昨年1年の私の読書をまとめてみます。 1年の読了・本総計414冊。 (活字本のみ、マンガ含まず)2004年は480冊ばかりも読んで、 来年は乾くるみ先生「リピート」の登場人物のように…

2005文学ベスト

文学ってなんだろうとか、ミステリーとどう違うのとか考え出すと キリがないので、とにかく面白かった小説、お気に入りの小説を メモしてみる。母集団はこちら。 ●1位 森見登美彦「四畳半神話大系」2005.1私はこれが好きだ!! ファンタジージャンルにも片…

2005盗作問題「誰のための綾織」。

漫画家S.Y.が「スラムダンク」から構図を盗用していたとして 単行本回収・絶版、連載中断となったり、 小説家S.H.が自作中で名作少女漫画のストーリーをパクったりして 騒ぎとなったり、2005年は盗用・盗作がクローズアップされることが 多かっ…

エッセイ&ノンフィクション

BESTからはこぼれたけれど、私がめっけもの!と思った本をご紹介。 エッセイ ★川上弘美「此処彼処」 2005.10MYランキングには同著者の 「東京日記 卵一個ぶんのお祝い。」の方を入れてあるけれど、 こちらも負けず劣らず面白さ折り紙付き。鋭い感性に…

2005ノンフィクションBEST国内版

エッセイ、実話、旅行記などをひっくるめて2005ベストを。 どうしても、エンタメ小説を優先しちゃうから、読了エッセイ少なめですな。 しかし、このエッセイというものは、身近な舞台なだけに当たるとヘタな 小説よりめちゃうけだったりするのであなどれ…

海外オススメ本2005

ベスト10では紹介しきれなかったけれど、私が読んだ 数少ないフィクションの中ではこれらも忘れがたい印象を残した… というものをあげてみたい。 ★SFジャンル面白いってのは、こういうことよ 山本弘・編「火星ノンストップ」 2005.7編者の眼力ただもので…

2005年海外ものベスト10

2004.10〜2005.10までの1年をふりかえって、 オススメ本を記してみたいと思う。 ランキングとは言っても母集団があまりに少なすぎるんで、 信憑性に欠けるわけだけど私という人間がこんな本を読み 面白いと思った、そんな記録であります。 翻…

2005読書ベスト企画。

そろそろ今年・2005年もおしまいということで、 ベストテン企画だよ。キリがないので、奥付が2004.11〜今年10月までの本に限って ご紹介いたします。10月で区切るというのをうっかりダンナに話したら、 「なぜ今年は12月まであるのに、 2…

本格ミステリ・ベスト10の10

本格ミステリ・ベスト10 2006さあ、ついにベスト10.…とはいえ、私はなんと2・4・6・9位の 作品を未読というおそるべき怠惰…。 気を取り直していってみますか。10位 ○S.S.先生 これは納得でしょう! デヴュー作こそは好みでなかった私も大…

本格ミステリ・ランキングに思う。

20〜11位まで。 本格ミステリ・ベスト10 2006 ○20位 T.H.先生=「このミス」12位 1冊の本がまるであの生物のごとく、様々に読み味を変えて いくところなど絶品。ラストがワケわかんないですけど。 誰かラストの意味教えてください。 ◎1…

2006本格ミステリ・ベスト10

このミス企画に引き続き、「本格ミステリ・ベスト10」によせる想い も綴ってまいります。2005.12原書房\893近所の本屋では、フツーの本好きには「このミステリーがすごい!」 「このミス」で満足出来ない通な読者には「本格ミステリ・ベスト10」 をオス…

このミステリーがすごい!2006

さて、このミスのっかり企画続編だよ。 前編は昨日の日記をごらんあれ。読んで感想書いてない本も まだまだあるけど、それはまあ置いといて。けして、長文感想書くのがメンドくさいからじゃないよ…といいわけしとこう。ランキングに思うことを書いてしまおう…

このミス発売。

ミステリーとか言いつつこれはSFやんけ!ブンガクやんけ! などと文句たれたれ「このミス」をひもとく季節がやってきたよ。そのへんもあまりつきつめると、「本格とはなにか?」という 誰かお偉いさんが定義でもしてくれないと結論が出ない問題に ブチあた…

書評家さんにひとこと。

雑誌の書評コーナーで必ずといっていいほど目にするのが このお方。 トヨザキ社長。 いかに面白い本の紹介文とはいえ、「読まなきゃ文盲」などの仰天発言で読者の度胆をぬくお人だぁ。 そは書評界のひよどり越えかドン・キホーテか。 このお人に嫌いな本がこ…

かってにさんすう

これだけ物語が世の中に氾濫すれば似てる設定の物語が出てくる こともあるでしょう。しょうがないことだと思う。 でも、あとから出すのであれば先の作品の面白さやレベルを越えて くれないと後発の意味がないのじゃないかなー。 そういう意味で愛川晶先生「…

つまらないのは誰のせい?

そりゃないよ、作家さま。…と言いつつ… この本は超・面白いです。 角田光代先生「この本が、世界に存在することに」。タイトル通り、この本を出してくれてありがとう と言いたい気持ちに。本好きならば泣きそうになるくらい、 共感しまくりの1冊ですてきな…

ブログ統合。

それは今年6月のこと。 アメーバブログで「jane-doe」名義でブログを作って みたのだが、そんなにいくつもブログをやるには 気力体力知力の限界を感じたので そちらの記事をココ(はてな)に引き上げてみる。 元ブログはたったの4件しか投稿してないし、 …