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読書の記録

本格ミステリ・ベスト10の10

オンライン書店ビーケーワン:本格ミステリ・ベスト10 2006本格ミステリ・ベスト10 2006

さあ、ついにベスト10.…とはいえ、私はなんと2・4・6・9位の
作品を未読というおそるべき怠惰…。
気を取り直していってみますか。

10位
○S.S.先生
これは納得でしょう!
デヴュー作こそは好みでなかった私も大満足でありました。
ややレトロ風味なんだけれども、それさえ受け入れれば面白いし。


8位
○A.S.先生=「このミス」14位
これも納得!
ひとつひとつはあれでも、まとまるとまた新たなサプライズが
生まれるところがよいですねー。


7位は、6位同列2点のため無し。

6位
◎S.S.先生(10位の方とは別人)だけ既読。
これは、もっと上でも良かったですな。
最近は不振というか、シリーズのノベルスでがっくりきた
だけに単行本購入はどうか…と思っていたけれど当たり。
購入には、
政宗九の視点」様の書評
のおかげで決心がつきました。多謝。


5位
△M.Y.先生=「このミス」5位
う〜ん、私は好きじゃないなぁ…。
ラストにドカンと何かあるのかと思ったら(或る意味衝撃ではあったが)、
ああなってしまうのだもんなぁ。


3位
○A.T.先生=「このミス」19位
衝撃の展開とはいえ、「このミス」での順位は低すぎでないの?
と思っていたのでこの順位には満足。


1位
○H.K.先生=このミス1位
やはりこれですかっ…いや、面白いですが。
感情の揺さぶり方がホント巧い。ミステリとして見れば、
トリックに新しさはさほどないのだけど、人間描写の勝利でしょうな。


高ランキング=優秀作品ではないのだろうけど、
ランキング本はどのような本が読まれたのかの指標になるように思う。
来年度は私もネット投票などに参加してみたく思った。

海外物はほとんど読んでないので
(1〜10位のうち既読は皆無!!)言葉もないが、敢えて書くならば
ロバート・ファン・ヒューリックのディー判事シリーズはおすすめしておきたい。