書評家さんにひとこと。
雑誌の書評コーナーで必ずといっていいほど目にするのが
このお方。
トヨザキ社長。
いかに面白い本の紹介文とはいえ、
「読まなきゃ文盲」
などの仰天発言で読者の度胆をぬくお人だぁ。
そは書評界のひよどり越えかドン・キホーテか。
このお人に嫌いな本がこきおろされれば快哉を叫び、
好きな本を斬られればマゾヒスティックな思いにかられる、
ギターはないが侍なのがトヨザキ社長である。
↓コレがベストセラーになったから、もはや有名人ですよね。
大森望著 / 豊崎由美著
でね。
トヨザキ社長に、私はおねがいがある。
おねがいというか文句に近い。
それはね。
月刊の「本の雑誌」での連載、
「トヨザキ社長の寄らば斬る!」 とですねー。
隔週刊雑誌「TV−Bros」での連載、
「書評の帝王、帝王の書評 帝王切開金の斧」
(つまらん本の時は「銀の斧」になる)
とで、扱ってる本がカブってるのをなんとかしていただきたい。
だってさ、帝王でしょ。
一般民よりいっぱい本を読んでらっしゃるのだから、
毎回別の本を紹介してほしいのですわ!!!
もちろん全く文面が同じってことはないですよ、でも
同じ人が同じ作品について語るのならば、同じような記事に
なっちゃいますよねー。
本の雑誌読んで、TVーBros見たら、なんだぁ同じ本についてかー
とがっかりしちゃうのです。
本来ならばメール等で直訴陳情するのがスジってもんでしょうが、
私のような駆け出しもいいとこの、非文系ドシロウト感想人が
書評の帝王に意見するなどブルっちゃって出来ないもんですから、
ブログでこっそりと主張してみます。
p.s.古川日出男先生の「ベルカ、吠えないのか」に何故、犬の
家系図が無いのかについては、図譜を付けたらネタバレになっちゃう
からだと思います私は。