西尾維新「刀語 第一話 絶刀・鉋」
刀語 第一話 絶刀・鉋 西尾 維新 take 講談社 2007-01-10 asin:4062836114 Amazonで詳しく見る |
奇策士・とがめと虚刀流当主・七花が十二本の妖刀を集める時代物戦闘ラノベ。
講談社BOXから毎月刊行されるシリーズ第一弾。が本作品だ。毎月出るのか…。
結果から言えば、そこそこ面白かった。次も読んでみようという気分にはなった。
あまり書くとネタバレてしまうのでほどほどにしておくが、見所は超人同士の奇天烈な戦闘(ちょっと、というか、かなり山田風太郎「甲賀忍法帖」っぽい、敵の能力とか)と、白髪乙女なヒロインかな。今のところ、まんま少年マンガを読んでいるような印象である(つうかコミカライズしたらどうー?個人的には「無限の住人」の沙村広明を希望)。
ラストまでだれないことを祈りつつ次回も読んでみたい。
p.s.イラストは「戯言シリーズ」でもコンビを組んだ竹なのだが、時代物を意識してなのか、簡易版の絵だったのが私は残念だ。毎月刊行とのことで時間がないのかもしれないが、戯言シリーズの時のような絵柄であってほしかった。…妖人しおりもついているよ。