読書日記PNU屋

読書の記録

ダレン・シャン「ダレン・シャンⅩⅡ運命の息子」

 
ついに闇の帝王が誕生する?
バンパニーズ大王との最後の決戦に明かされる衝撃の真実!
 
9巻と11巻がかなりご都合主義で(…ダレンたちが、何故かピンチに
なるようになるように行動を選択しているとしか思えない)ガッカリ
したのだが、SFちっくな10巻は奇怪な味わいが良かったし、
そしてこの12巻…最終巻はここまで読んで来て良かった、と
思わせてくれる内容であった。
不可解だった伏線が回収される様も見事。
そして、悲劇に見合うだけの希望をかろうじて残すストーリーに
ファンは満足することだろう。