読書日記PNU屋

読書の記録

岡田斗司夫「プチクリ」

プチクリ!―好き=才能!プチクリ!―好き=才能!
岡田 斗司夫

幻冬舎 2005-12
asin:4344010825

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 プロならずとも、創作は楽しめる!そんなプチ・クリエイターのすすめである。
 ツレのすすめで読んだ本。 
 しかし、この著者のタイトルは「洗脳社会」とか「フロン」とか、ぱっと見で何の本かわかりにくくて損をしてるように思う。
 さて本書の内容はと言うと、アマチュアがクリエイティブな趣味で自己表現することの素晴らしさを説き、中には抜け道的にそこからプロになった人の逸話も紹介されていて、たいへんポジティブな一冊となっている。
 実は本業アルバイト、生き甲斐が同人誌製作な自分にとってはもうすでにやってきたことが多かった。ゆえに本書のメインターゲットはまだこれといった趣味が見つからないけれど何かクリエイティブなことがしたいと思っている大人、サブターゲットは悠々時間を持て余していて何かやりたい高齢者、または右も左もわからぬ若人だろうか。
 ただ、プチクリ生活をエンジョイしている自分にも新たな発見があって、そこそこの才能ならばプロよりアマチュアの方が自由でマイペースにできる、という明白だが重要な事実が書かれており、闇雲にプロは勝ち組、アマは負け組とやっきになっていた私は肩の荷がおりた気がした。

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