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読書の記録

西尾維新「刀語 第七話 悪刀・鐚」

刀語 第七話 悪刀・鐚 (アクトウ・ビタ) (講談社BOX)刀語 第七話 悪刀・鐚 (アクトウ・ビタ) (講談社BOX)
西尾 維新 竹

講談社 2007-07-03
asin:4062836343

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 奇策士とがめと七花の前に立ちふさがるのは、七花の姉にして最強の天才・七実だった。

 書き下ろし毎月刊行シリーズもついに後半へ折り返した。今回はかなりノリノリだなあ、と思ってあとがきを見たら、著者も興がのった巻らしい。
 まあこれまではゆるゆるとした退屈な巻もあったけれど、今回はそれなりに楽しくて、やっぱり読んできて良かったなあ、とようやく感じた。
 それにしても、普通ならば最終巻にでもとっておきそうな姉弟対決が、七巻ですよ。この先の展開、大丈夫なのかよ。よくよく思えば「第七話」だから、それぞれ名に七を持つ二人が戦うさだめになったのであろうか。

 もうここまで読んだんだし、ゆるかろうがベタだろうが意地でも最後まで読んじゃうぞ!