読書日記PNU屋

読書の記録

小堺正記「老犬クー太18歳―一匹の柴犬と家族のものがたり」

老犬クー太18歳―一匹の柴犬と家族のものがたり老犬クー太18歳―一匹の柴犬と家族のものがたり
小堺 正記

文藝春秋 2007-03
asin:4163689508

Amazonで詳しく見る

  NHKの「にんげんドキュメント」で好評を博した老犬クー太の物語が書籍化された。愛犬が年老いたとき、家族が出来ることは何か。愛犬ノンフィクション。
 内容は番組とほとんど同じなのだが、番組制作側の思惑(…海が見える街にいる老犬限定、って基準はナンですかっ!?まあ、テレビ的には海が美しくて、いい雰囲気をかもし出していたけれど…)と、老犬介護のヒントがついているところが書籍のオマケ。
 柴犬クー太が、18歳と10ヶ月の命を生き抜く姿、そして家族がいとわずクー太を支え続ける姿が非常に感動的なのでぜひ番組で見てみてほしい。番組の補遺的な書物である。


↓関連本。こちらも読んでみるかな?
老犬クー太 命あるかぎり―ある校長先生一家と過ごした十八年
老犬クー太 命あるかぎり―ある校長先生一家と過ごした十八年