おもしろエッセイ&ノンフィクション2006
エッセイとかノンフィクションのジャンルで面白かった本を振り返るよ。個人的に面白い順に紹介。
★エッセイ部門
1位枡野浩一「あるきかたがただしくない」
文章の美しさにほれぼれするエッセイ。しかもマジ泣ける。
2位有栖川有栖「謎は解ける方が魅力的 有栖川有栖エッセイ集」
トラ愛、映画やミステリーへの思いをぶちまけた情熱エッセイ。
3位東野圭吾「夢はトリノをかけめぐる」
トリノオリンピックをユニークに観察したルポエッセイ。冬季スポーツに詳しい。
4位馳星周「走ろうぜ、マージ」
愛犬闘病エッセイ。犬への愛がつまっていて物悲しい。
5位石田衣良「空は、今日も、青いか?」
気恥ずかしくなってしまうほど前向きなエッセイ。いやでも明るい気分になれる。
6位おおたわ史絵「続 女医の花道」
前作はハイテンションでついていくのに苦労したが、本書の最終章はほろりときた。
★その他ノンフィクション
1位ビル・バス& ジョン・ジェファーソン「実録死体農場」
ほんとに死体農場なんだ、コレが。白黒ながらちらっと写真もあるよ!!
2位エイ出版社「スカジャンスタイルブック エイムック (1102)」
スカジャンは一着も持ってないんだけど、刺繍の美しさに気にはなっておりましたの。写真の美しさに悶絶。
3位大泉実成「人格障害をめぐる冒険」
人格障害って言葉、今では使われないんだとか。そんなもろもろが興味深い。
4位アニー・チェイニー「死体闇取引」
文章は硬さがあるけれど、扱われた事実の重さに呆然。
5位メアリー・ローチ 「霊魂だけが知っている」
一作目「死体はみんな生きている」よりはパワーダウンだけれど(ネタがネタだからか?)エクトプラズムの正体には苦笑!