ニッポンのマンガとノベル。
2006.11朝日新聞社\1,100
アエラムック。
手塚御大が偉大なのはもちろんだが、吾妻ひでおや諸星大二郎が載って
いるのはとてもいい。
細長く薄気味悪い座敷に棲む狐面の男。
闇と夜の狭間のような仄暗い空間で囁かれた奇妙な取引。
私が差し出したものは、そして失ったものは何だったのか−。
『小説新潮』掲載の表題作ほか、妖しくも美しい奇譚全4篇を収録する。
「太陽の塔」「四畳半神話大系」で度胆をぬいたあの作家の新作。
すっごく楽しみ。
ファインダー越しに感じてるこの気持ち。
これって、ただの好奇心? それとも、もしかして恋?
カメラマン志望の大学生・圭司をとり巻く様々な人間模様。
柔らかな光を浴びて、ゆっくりと芽吹く恋の物語。
見るからに爽やかそうなので期待大。