奥田英朗「港町食堂」
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ぼんやり船旅、美味しいものを食べまくる…日本から海外まで
N木賞作家の旅はつづく。
表紙の写真がお水っぽいおねえさんなのだが、そこから想像する
ようなアングラなことはとくになく健全な1冊。
小説家ならではの想像力の高さもそこここに見られて楽しい。
船旅中心なので、美味しそうな魚料理が満載。
つい読み終えたら寿司が食いたくなってしまった。
私も港町に住んでいてよかった(スーパーの寿司ですら美味いのだもん)。
著者の全ての意見に賛同出来るわけではないけれど
(そんなの当たり前か)文章&発想がユーモラスで、
椎名誠の旅エッセイみたいな本が好きな人ならばおすすめ。
これ、続編は出ないのかな?