読書日記PNU屋

読書の記録

西尾維新「ネコソギラジカル 中 赤き制裁vs.橙なる種」

オンライン書店ビーケーワン:ネコソギラジカル 中2005.6講談社\1,134


“橙なる種”面影真心に、なすすべもないいーちゃん達。
あの人類最強までもが…?
今までのなつかしキャラも総動員しつつ、
軽快に残酷におくられる物語の行方はいずこ?
 
戯言シリーズ最終巻まであと1冊。いやぁ残酷だねっ!
あの人やあの人があっさりコロリと死んでしまうという…。
西尾作品では死をこのようにサラリと描くのはいつものこと。
わかっていたはずなのに、どうしてもキャラへの思い入れが出来てしまい、
読むのがつらくなるほどだった。
私、すっかり著者の術中にはまっているのかなぁ?

らぶみなど、脇役が奇妙に目立つのはご愛敬。
もしかしたら、ただの脇役じゃないかもしれないしな。
そう思わせて使い切りキャラかもしれないが…。
メイド萌えと妹萌えについては、当方属性を持ち合わせていないのでスルー。
 
そして今回、びっくりなことにあのヒトが出るのである。
遅きに失した感は否めないが、俄然読む気がわいてきたね。
何のことかと思った方は、ぜひ新書裏表紙を見てみてね。
p.s.それにしても、仇を討つという発想はあまりないのだな…。
舞織はどうしたんだろう。