読書日記PNU屋

読書の記録

西原理恵子にハマる。

 ゲッツ板谷の本から西原理恵子の漫画を知り、その面白さのとりこになってしまった。今頃。ちょっと私生活でつらいことがある私、そんな悩みを癒してくれるスゴさとパワーがサイバラ漫画には、ある。
 確かに、道徳的にどうかと感じるところもないではない。しかし、そんなギリギリのネタがギャグとして昇華されかわいらしく花開くことにより、読者を法悦の世界へいざなってくれる、それがサイバラ漫画なのだ。自分でも何ゆってんだかわからなくなってきたからこの一週間の読了本を取り急ぎご紹介。

西原理恵子「できるかな」できるかな (角川文庫)
 事故後のもんじゅに特攻したりなど、カラダをはったギャグノンフィクション漫画。えれえ面白い。カラダをはるのは芸人の基本だよなあと思って読んだ。鴨ちゃんのタイ日記も収録されていて、濃ゆ〜い一冊。

■「できるかなリターンズ」できるかなリターンズ (角川文庫)
 担当の趣味でロボコンに参加させられるなど、またまた突撃しまくりエッセイコミック。鴨ちゃんとの諸国漫遊記が好きだなあ、私は。

■できるかなV3できるかなV3 (角川文庫 さ 36-9)
 本気(マブ)の脱税物語など、できるかなシリーズで最も迫力を感じた一冊。ラストにいつもほんのりシリアスでしみる漫画を配置しているところが心ニクいとはツレの談。

■できるかなクアトロできるかなクアトロ (SPA COMICS) 
 これだけ文庫じゃなかったんだけど読みたすぎて思わず購入。ソフトカバー版はカバーがホログラムキラ加工でゴージャスだ。後半、ページあわせみたいな白黒漫画もあるけど面白いところがすさまじく面白かったから、ヨシ。

■鳥頭紀行ぜんぶ鳥頭紀行ぜんぶ (朝日文庫)
 旅行記満載の楽しい一冊。私はバラっちと鴨ちゃんカップルが大好きなんだなあ。

■鳥頭紀行ジャングル編鳥頭紀行 ジャングル編―どこへ行っても三歩で忘れる (角川文庫)
 バラっち&鴨ちゃんと愉快な仲間たちの密林旅行が果てしなく愉快。メインの西原漫画に加え、同じことを同行者の二人がエッセイにしているのでカブるネタもありなんだかなあー、と思わんでもないが、とにかくサイバラ漫画が面白すぎ。この旅行後に鴨ちゃんと結婚するんだなあと思うと感慨深い一冊。


■これも買っちゃったあああああ!!!歌のCDはまだ聞いてないけど書き下ろしエッセイと漫画がココロにしみいりまくり。鴨ちゃんの詩は言葉にほんとうのことがいっぱいつまっていて、いいな。
鴨志田穣・西原理恵子ラストコラボレーション 戦場カメラマンの唄
鴨志田穣・西原理恵子ラストコラボレーション 戦場カメラマンの唄