読書日記PNU屋

読書の記録

今月の挫折本

重松清「ブランケット・キャッツ」に挫折したッ!!!
ブランケット・キャッツ
ブランケット・キャッツ
 冒頭の短編に果てしなくしょっぱい気持ちに。もともと重松作品に揺さぶられた記憶がなく(言うほど読んでいないけどさあ)、なんだか考え方の根っこが自分とは違う作家さんなのだなあ、ということを作品ごとに思い知らされ、それでも人気作家さんだから読まねば…と自分を鼓舞してきたが、やっぱアカン。合わない。
 文章ってのは活字であるから読めば理解できるような錯覚をおぼえるが、そんなことはなくて、合わない本を読み続けるのは好みでないアーティストのCDを聴き続けるようなものだと最近わかった。
 合わないものはやめればよくて、合う人が楽しめばよいのだろう、そういうことにした。