読書日記PNU屋

読書の記録

本物の虫にひとこと

shachi



 ところで、以前この日記にも書いた静岡限定発売中の月刊誌、『本物の虫』。
 写真たっぷりに昆虫の生態を紹介するムックと、メインのおまけ「樹脂封入昆虫標本」がついてくる。

 ラインナップはサソリ→カナブン→オオサソリと来て、最新号はスズメバチ1680円ナリ。これ、売れるのだろうか…結構なお値段なのだが。

 ここ静岡は自然がいっぱいなので、サソリはともかくカナブンやスズメバチはそこら辺にごろごろいる。かくいう私も、こないだ磐田でスズメバチとミツバチに遭遇してきているほど。カナブンは確か、図書館の入り口に落ちてた。

 虫がありふれている町で、虫の標本を1000円越えで売るのは厳しいのではないか。かえって、自然に乏しい東京などの大都市の方が、こうした雑誌の需要がありそうな気がする。

 噂では静岡の消費者データが全国平均の代用たりうるので、新商品のテスト販売を静岡でやると聞くが、『本物の虫』に関してはマーケットを誤っているように感じるのだった。