「本の雑誌８月号 2007上半期ベスト10」

　最近このブログで雑文が多いのは本を読んでいないから、苦し紛れに本周辺のネタを出しているのである。
　私の事情はどうでもよいな、本の雑誌８月号本の雑誌 290号 三角スイカ立ち食い号 (290)の2007上半期ベスト10をいまごろ見た。なんと三作品しか読んでいない体たらくであったが一位には同意、五位はまあ入れてもいいかな、八位には入れるの？という感想。以前、泣ける感動作として読書界（どういう世界なんだ？）の話題をさらった「Ｒ」（小心者なので頭文字だけ）を読んだ時もそう思ったんだが、一般小説読みの人ってミステリー的トリックに弱くないか？ミステリマニアには自明で使い古されたトリックでも、見慣れていないから感動出来る、みたいな。これからは古典的なミステリーのトリックを、さもミステリーぽくない純愛小説なんかに使うと流行るかもしれない。
　気分はもう下半期なので、ベストに挙がった他の作品を読む気は今のところ、ない。