三家本礼「サタニスター」(1)
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巨乳美女が暴れまくるお色気スプラッターアクションコミック1巻登場!
「ゾンビ屋れい子」「巨乳ドラゴン」と路線はいっしょでいつもどおり。
ストーリーは敵がエスカレートしていく戦闘モノで、
奇怪な能力を持つ敵たちが荒木飛呂彦「ジョジョの奇妙な冒険」を
髣髴とさせるのもあいかわらず。
月刊誌「ホラーM」ですべて既読だったけれど、
涙なしには読めない(?)著者の絵日記が収録されているので
ファンは買おう。
以下、ややネタバレあり。
読んでびっくりするのが、5編収録されているうちの2編、
しょっぱなから殺人鬼バルキリーの話になっていること。
最初の2編には、ヒロイン・サタニスターはかけらも出ない。
話はいずれ来るだろうサタニスターとバルキリーの対決に
向かっていくので大掛かりな伏線と考えてもいいのだが、
はじめは読みきりでバルキリーを載せたところ、
連載となったがさすがに[バルキリーみたいな悪の権化がヒロインじゃ
ちょっと…「れい子」みたいな一応残酷だけど正義の味方を主人公に]
と編集者から言われたんじゃないかな、などと邪推する今日このごろ。
最初ロングヘアだったバルキリーが、サタニスター(やはりロングヘア)
登場後ベリーショートにしているのも、ヒロイン移行をかんぐった原因。
単に見分けつけるためなのかも、しれないけど。
しかし2編目の羽子板に描かれている女の子は、
「巨乳ドラゴン」のメッサーラみたいで萌え。